主催されていたのはNPO法人ETICという実践型インターンシップや社会起業を支援する会社でインターンをしていた後藤さん。最後にお逢いしたのは1年前でしたが興味深い活動をずっとされていてまたお逢いしたいな、そう思っていた矢先の今回でした。

これからの未来や社会に対して、ソーシャルなものごとに関心がある東海エリアの若者とさまざまなテーマで語る会【
Social × Dialog / So-Da】のプレイベントとして企画された今回、対話の場作りや記事を書く中で、確かにその視点は自分にとって強いものだなあ、と思い、参加してきました。

 

実際、参加者は2125歳ほどのNPOでインターンをしていた大学生や海外でソーシャルなものに携わっていた方々が集まっており、非常に魅力的なメンバーで構成されていました。聞くと、今回はテーマももちろんながら「プレ」ということもあり、ソーシャルに関連する「人」ベースで11人個別で集められたメンバーだったようで、顔合わせの側面も兼ね備えた今回でした。

 

ひとしきりそれぞれの自己紹介が済んだあと、それぞれの活動をもっと深く知っていきたい、という流れから、「Stop and Think」として行うワールドカフェを提案したところ、採用され1時間半ほど9人のメンバーで移動を組み込ませながら対話を行いました。


「プレ」としてスタートラインを揃える。

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今回は1月初めに三重で行った「Stop and Think.Vol.7これまでとこれから」で行ったプログラムを使用しました。様々な活動に興味はあるもののどう実現すれば良いのか分からない1,2年生、そして既に自分なりの活動を起こしている4,5年生。

 

このプログラムはそんな特徴を持った彼らがそれぞれの価値観をフラットな立場から共有することを目的としたものだったので、今回の「顔合わせ」的な意味合いの強い場に適していると考え、このプログラムは流用できると判断しました。

 

また今回のイベントが「プレ」だというところに着目し、ソーシャルを担う個々が、それぞれの特徴を導入として共有したうえで、次回の「Social × DialogueVol.1」に繋げていくことを考えました。自分語りからの一歩その先をテーマにしたイベントを目指す「プレ」だからこそ、それぞれの感度や価値観を共有する場を心がけました。

 

結果、個々の活動に潜む思いが表れ、3人組を短い時間で入れ替えることで、限られた時間のなかで深度のある対話を行うことができたように思います。導入としての自分語り。次に繋がる場のお手伝いができてほっとしています。


しがらみではないオープンなウィズネス。

 

振り返ると、今回の場は緩やかで温かい空間だったように思います。「何だか分からないけど、やろうよ。」という声から、人ベースで集まった今回、プレとしてそのベースを紐解く過程を共有することができました。

 

今回のメンバーが軸となり、今後回を重ねていく中で次回以降参加する人々をフォローアップしていけるのかなと。それは同じソーシャルでも熱量も活動も異なるメンバーのスタートラインが揃ったからこそできることだと思います。

 

ハードルは限りなくゼロに近づけ、人ベースでテーマを設定し、常連(今回のメンバーやコア)たちのつながりからゆっくり広げていく。このペース重要だと思います。既に活動を行う人たちだけを集めるなら話は変わってきますが、三重で言うなら12年、興味段階の参加者にハードルの高い非日常の機会を作っても適応は難しいと思うんですね。肩書き先行ではなく、感覚先行。感覚に経験でフォローしていける場が非日常と日常の境目にあるのは本当に理想的だと思います。


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めいめい→集合→めいめい


 

こういったそれぞれの拠点を持つものが1つに集まって、シェアができる空間は本当に有効だと思います。さらに言えば、1日がかりではなく、2時間という短い時間で自由度が高く、参加者が「遊べる」空間は日常生活に落とし込みやすいなとも感じています。

 

そしてまためいめいの拠点に戻り、コミュニティに幅と彩りを持たせていく。実際、僕にとっても今回は振り返りの機会になったわけで、こういった機会を東海でゆっくり重ねていくことが地に足のついた底上げにつながると信じています。

 

岐阜でも、学生運営のフリースペースなど学生主導の拠点が生まれ、名古屋でも今回のような動きが増えてきました。もちろん三重では、細々ゆっくりと「Stop and Think」を行っていますし、僕たち以外にももっと素敵な活動が行われています。

 

「有機的なつながりのある小さな自治の単位をこの世界の隅々につくる。」

 

働き方研究家、西村佳哲さんの言葉ですが、そんな東海での兆しを改めて感じる機会でした。今後もこういったイベントのリマインドといいますか、振り返りを記録していきたいですね。