愛知・名古屋の新たな魅力を発信するべく「わかもの×未来」に焦点を当てた「第3回名古屋わかもの会議」が、愛知県や名古屋市の後援のもと、開催されました。

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前回、「第3回名古屋わかもの会議」について書いた際にも触れましたが、現在さまざまな都道府県で若者に焦点を当てた場作りが行われています。この「名古屋わかもの会議」も今回で3回目。

若者の「行動」に焦点を当てた場づくりだからこそ、会議自体も「継続」することで、参加者の行動への熱量が高まったまま保たれているようです。

発信の先駆「場」名古屋港。
そして、3回目となる今回は、参加者がテーマについて語る「分科会」も充実。「まちづくり」、「環境」、「国際」など7つのテーマに基づいて参加者の名古屋・愛知に対する価値観の共有を行いました。

また今回、会場として指定されたのは、名古屋港。

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外国貿易量の輸出・輸入ともにトップを誇る名古屋港は今回の分科会のテーマを全て網羅した場。参加者は、2つのグループに分かれ、1グループがフィールドワークとして船上から名古屋港一体を見学。

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一方のグループが船上見学をしている間、もう1方のグループは今回新しく設けられたコンテンツ「場創りセッション」へ。テーマごとに分けられた初対面の参加者たち。

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中学生から大学生まで年代の分かれた「わかもの」がどんな想いで、「第3回名古屋わかもの会議」に参加したのか、会の終了後、どのように動いていきたいのか、共有を行いました。

学生の案が社会人の力で洗練。 

「船上見学」と「場創りセッション」の終了後、昼食を挟み、参加者それぞれが希望した分科会に分かれて討論。
キーワードは「今」と「これからの可能性」。討論で表れた名古屋・愛知の魅力を踏まえ、どう行動に織り込んでいくのか、マニフェストとして作成を行います。

そのマニフェストは発表+審査付き。

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審査を行うのは、名古屋で実際に仕事として「活動」を行う先人たち。厳しくも温かい目がそれぞれの発表へ注がれます。それに加えて、今回のマニフェストは表彰つき。参加者の姿勢も引き締まります。

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実際の発表では、模造紙での発表以外にもパワーポイントや寸劇での発表も見られ、それぞれの案に基づく熱のこもったアピールが行われていました。 

表彰されたチームはもちろんながら、全てのチームが短時間の間に発表をまとめきり、終了後は笑顔で自分たちの拳闘をたたえ合う姿が印象的。若者が導き出した行動案が先人の審査によって洗練されていきました。

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これまでとは違う確かな1歩。 

今回の学びやアクションプランは参加者それぞれの地域に応用できるもの。地域毎の課題や魅力を拾い上げ、そこにどのようなアクションを加え、未来へ循環するスムーズな流れを作っていくか。 

提案や思考に留まらない行動にも焦点を当てた「第3回名古屋わかもの会議」ですが、まさしく参加者がこれから歩む1歩を形作る1日になったのではないでしょうか。

今日というターニングポイントを踏まえ、どのように動き出していくのか。今後の展開が期待されます。